訪日客が注目する話題は? Kodawari Times「春の人気記事ランキングTOP10」
Category: 海外向けメディア 英語圏向けマーケティング

今年もインバウンドのピーク期、桜シーズン(3~4月)が終わりました。東アジアや東南アジアを中心に、日本の桜を見ることを目的とした訪日観光客が増加する時期です。
欧米の春休みやイースター休暇、タイ正月のソンクラーンなど、長期休暇が重なる桜シーズンは、インバウンド集客の絶好のタイミングです。
そんな春シーズン、訪日客はどんな記事に関心を寄せていたのでしょうか。訪日外国人向けメディア「Kodawari Times」では、2025年3月~5月および2024年3月~5月のページビュー数をもとに、春の人気記事ランキングをまとめました。
春に訪れる外国人はどこへ行くのか?なにに興味を持っているのか?など、インバウンド客の動向を一緒に探っていきましょう!
Kodawari Times人気記事ランキングトップ10(2025年3月~5月)

PV数ランキング(全言語)
①2025大阪・関西万博オフィシャルストアに行ってみた!ミャクミャクの人気アイテムは?
②日本で買えるおすすめの日傘6選!暑さ対策の必需品
③古い町並みが残り、豊かな自然に囲まれた飛騨高山
④「まいど」と「おおきに」?日本の大阪で使われる独特の挨拶は何ですか?
⑤2025大阪・関西万博の会場内オフィシャルストアのおすすめグッズ
⑥梅、桜、桃の花の違い
⑦2025大阪・関西万博でおすすめの会場内グルメ11選
⑧鮨と薬とガラスのまち。世界から大注目の富山の魅力
⑨能登の旅のお土産に!ステッカーやしおりなどTABIRUSHIのかわいいグッズが登場
⑩2025年大阪・関西万博の入場券の種類!おすすめはどれ?
TOP10中4記事が大阪・関西万博
2025年に開催された大阪・関西万博の記事が、1位・5位・7位・10位と4記事もランクインしました。4月13日の開幕前後に、万博関連記事のアクセス数が急上昇。
会場内外のオフィシャルストアのグッズやグルメ情報、入場券の種類など、実際に万博に行く人から見られていたと考えられます。
日本で大盛況だった大阪・関西万博ですが、海外からも注目されていたことが一目瞭然でした。
地方観光が注目されている
飛騨高山(岐阜県)、富山、能登(石川県)など、日本の地方の話題がランクインしました。リピーターを中心に日本の地方観光が注目され、まだ知られていない日本の魅力を体験したい外国人が増えていることが結果からもわかりました。
飛騨高山は地方の中でもインバウンド集客に成功しているエリアで、古い町並みと雪景色が人気です。富山や能登の北陸地方は、北陸新幹線が延伸してアクセス面が良くなり、インバウンド客が急増しています。
このように、東京・大阪・京都など定番観光地だけでなく、地方観光にシフトしていく流れがあるかもしれません。
Kodawari TimesライターRinaのコメント
Kodawari Timesで記事作成を担当しているRinaです。記事ランキングTOP3について、取材・作成時を振り返りつつ、ランキング結果を分析します。
1位:2025大阪・関西万博オフィシャルストアに行ってみた!ミャクミャクの人気アイテムは?

2025年は、大阪・関西万博の記事への注目度が圧倒的でした!私は、会場へ何度も足を運んで取材をしましたが、世界中からさまざまな人が集まってくるエネルギーの大きさをひしひしと感じました。
特に、万博の公式キャラクター「ミャクミャク」は、日本中のファンを虜にしただけでなく、外国人観光客もミャクミャクグッズをお土産として購入する姿を多く見かけました。そのため、1位が「2025大阪・関西万博オフィシャルストア」というのは納得のいく結果で、ミャクミャクの愛らしさは万国共通だと改めて気づかされました。
2026年もオフィシャルストアが継続しており、ミャクミャクブームはまだまだ冷めませんね。
そして、2027年には横浜で「2027年国際園芸博覧会」が開催されます。こちらの公式キャラクター・トゥンクトゥンクのグッズは、既に完売している商品もあり、認知が広まっています。
2025年大阪・関西万博の余韻のまま、2027年国際園芸博覧会が開催されるので、きっと盛り上がるでしょう。2027年3月19日の開幕まで一年を切っていますので、今から情報発信をしていくことが大切だと思います。
Kodawari Timesでは、2027年国際園芸博覧会のオフィシャルグッズの紹介記事も公開しています。こちらもチェックしてください。
https://kodawari-times.net/goods/green-expo2027-official-goods/
2位は、日本の日傘の記事がランクインしました。とても意外な結果と思う方もいるかもしれませんが、外国人にとって高機能で種類が豊富な日本の日傘はお土産として人気があります。
この記事を発信した2024年9月を振り返ると、「日傘=女性のもの」という概念がなくなり、男女ともに暑さ・熱中症対策として使うアイテムに転換したタイミングでした。私は、年々暑さが厳しくなる中、訪日外国人にとっても日傘は必需品になると考えて記事を作成しました。
その結果、Kodawari Timesでは、3月から5月にかけて右肩上がりで日傘記事へのアクセスが増え、春から急増する紫外線・暑さ対策として日傘の購入を検討している外国人が多いことがわかりました。
アクセス数の上位国は、アメリカ・オーストラリア・カナダ・イギリスなど英語圏と、シンガポール・フィリピン・インドネシア・マレーシア・タイなど東南アジアの国に分かれていました。
雨季と乾季があり年間通して暑い東南アジアは、特に晴雨兼用など日本の高機能な日傘が求められているのだと思います。また、月によってアクセス数の増減がほぼなく一定なので、年間通して日傘が必要な地域ということも結果に表れていました。
飛騨高山は、2025年の外国人宿泊者が過去最多の約97万8千人を記録しました。インバウンドに大人気の地方観光都市のため、当然のランクインです。江戸時代の面影を残す古い町並みが残る美しい景観、飛騨牛や地酒などの食文化などが人気の理由です。
飛騨高山を訪れる外国人を国・地域別にみると、台湾・中国・アメリカ・スペイン・イギリスの順となり、欧米の伸びが多いとのこと。
Kodawari Timesでは、インドネシア・マレーシア・タイ・シンガポールなど東南アジアの国からのアクセスが多く、今後さらに訪日客が増えていくと予想されます。
4月14日・15日に行われる飛騨高山の一大イベント「高山祭(正式名:山王祭)」は、外国人にとって魅力ある観光体験。特にインバウンド集客が増える時期なので、飛騨高山の魅力をPRするベストタイミングです!

さらに、古い町並みの中には多くの酒蔵があります。すっきりとした辛口が飛騨高山の地酒の特徴。日本酒がユネスコ無形文化遺産に登録され世界中から注目を集める中、飛騨高山の酒蔵めぐりや日本酒購入は外国人観光客にとって魅力的なコンテンツとも言えます。
Kodawari Timesでは、“鬼ころし”で有名な飛騨高山の酒蔵「老田酒造」を紹介していますので、こちらも合わせてチェックしてください。
https://kodawari-times.net/fooddrink/oita-sake-brewery/
【大阪・関西万博抜き】春の人気記事ランキング2024~2025
春の記事ランキングを見ていきましたが、2025年は万博という大注目のイベントがあり、異例の結果になりました。
万博記事を抜いた結果にすれば、また違った傾向が見られるのでは?と思い、2024年3~5月と2025年3~5月のアクセス数を集計し、万博記事なしVer.のランキングも作成しました。

【Kodawari Times人気記事ランキングトップ10(2024年3~5月、2025年3月~5月)】
PV数ランキング(全国籍、万博なしVer.)
①川越 – 日本の歴史を感じられる観光スポット
②暑さ対策に!日本で買えるおすすめの日傘6選
③古い町並みが残り、豊かな自然に囲まれた飛騨高山
④倉敷美観地区 – 柳並木と白壁が美しい街並み
⑤半日かけて奈良公園を観光しました
⑥「まいど」と「おおきに」?日本の大阪で使われる独特の挨拶はなに?
⑦梅、桜、桃の花の違い
⑧桜と梅。違いは何でしょうか?
⑨鮨と薬とガラスのまち。世界から大注目の富山の魅力
⑩能登の旅のお土産に!ステッカーやしおりなどTABIRUSHIのかわいいグッズが登場
Kodawari TimesライターRinaのコメント

1位は「川越(埼玉県)」の記事になりました。飛騨高山と同じく、小江戸と呼ばれる日本の古き良き風景が残るエリアです。東京からのアクセスが抜群なので、インバウンド客が急増しています。
川越だけでなく、倉敷(岡山県)や奈良公園の記事もランクイン。やはり地方観光が注目を集めているのは明らかで、特に日本らしい風景が残り、街歩きができるエリアが人気の傾向にあります。美しい景観を見ながら、グルメやショッピング、文化体験を楽しむという観光プランがおすすめです。

また、7位と8位には「桜」や「梅」といった春らしい記事もランクイン。依然として「日本の桜」は外国人にとって魅力的であり、訪日の理由が「桜を見ること」という割合も多いと思います。しかし、ランキングの順位をみると、「桜」や「梅」だけでは訴求力が弱くなってきていると感じました。
そのため、「地方観光×桜スポット」、「花見×文化体験」など、桜や花見に別のアクティビティや魅力をプラスした提案が必要になってくると思います。実際に、東京の目黒川のお花見クルーズや、青森の弘前公園、奈良の吉野山といった地方の桜スポットが外国人に人気を集めています。
最後に
Kodawari Timesでは、外国人に向けて地方観光や地産品など、外国人がまだ知らない日本の魅力をお届けできればと思っています。
外国人観光者向けに地方の魅力をアピールしたい自治体・観光協会様はもちろん、観光・お土産・グルメ情報などを発信したい事業者様は、ぜひKodawari Timesの掲載をご検討ください。
Kodawari Timesとは
Kodawari Timesは英語圏・台湾・中国向けに日本の情報を発信している海外向けメディアです。
訪日客に向けて日本各地で生まれる“こだわり”の地産品や、お土産、観光地を発信しています。
海外向けに記事を掲載するだけではなく、メディアを活用して日本商品のアンケート調査をすることも可能です。
ご興味がありましたらぜひお気軽にお問い合わせください。
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