こんにちは!
海外向けに日本の商品を販売したり、メディアを使って告知をするサポートを担当しているAKIです。
先日、嬉しいことに私たちがサポートしている日本酒販売店のオンラインショップサイトから海外向けにお酒が売れました。
実は、海外に向けて日本酒を売るのって、本当に様々な苦労があるんです。。。
今回のブログでは、実際に日本酒の海外展開をやってみて大変だったことを3つご紹介いたします。
「当たり前だよね~」と思われることも多いかもしれませんが、少しでも海外展開を考えている方のお役に立てれば幸いです!!!
①アルコール品の発送がNGの国がある!
国によって「アルコールの度数」に制限をかけていたり、購入できる本数が決まっていたり。
また、酒全般配送が禁止されている、という国もあります。
税関で税金がかかってしまうという国もありました。
「おいしそうだなと思ってオンラインショップから購入したのに、結局送れなかった…」
なんてことにならないように、配送ができない国にはカートで「購入できない」ことを伝えるなど、なにか工夫がいるかもしれませんね。
私たちがご提供している越境ECサイトでは、「配送が禁止されている商品です」というアラートを出すようにしています。
②「割れるかも」の不安!ドキドキの梱包
何と言っても、お酒は「割れ物」。
かつ一度割れてしまったら中身がこぼれてしまい、返品も不可になってしまいます。
ちなみに私たちが何度か海外直送を試みたところ、1度だけ割れてしまったことがありました。
出荷当時の梱包と、現地で開封した写真を見比べてみると…
なんと出荷当時に梱包した梱包材がすべてなくなっていたのです。
おそらく通関業務の際に開封され、元のように梱包されないままになったかと推測されます。
・割れないような梱包をする(緩衝材やモールドだけではなく、1つ1つ箱で覆う)
・別の配送ルートを考える
・割れたという連絡があった時のフローを考えておく
などなど、様々なアクシデントに備えた準備が必要ですね!
ちなみに、私たちの海外向けサポートでは、段ボールや緩衝材などの梱包資材のご提案が可能です。
商材に合わせてのカスタマイズもOK。
現地協力会社へテスト配送なんかもできますよ!
③海外の方の好みが日本人と合わない!?
日本には日本酒をはじめ、焼酎、梅酒、フルーツ酒、ワインなど様々な日本産のお酒があります。
ですが、海外の方からすれば「日本酒」をまず飲んだことがない方も多くいます。
日本酒の銘柄の違い、味、香りなど、まったくもってなじみがない方がほとんどです。
日本酒の銘柄をたくさん並べられても、「どれも同じに見える」「甘口と辛口の違いさえ分からない」なんてことも。
一番いいのは店頭で飲んでもらうのがベスト!
ですが、オンラインショップの販売だとそうもいきません。
「何がきっかけで購入にいたるか」は人それぞれかもしれませんが、
・現地での試飲イベントを試みる
・来日時に来てもらう施策を行う
・「すでにお店のことを知っている」ユーザー向けに広告をする
・「すでにお酒のブランドの認知がある」商品からオンラインショップ販売をスタートする
・味の違いをグラフで表記し、ビジュアルのわかりやすさを追求する
・プレゼントキャンペーンで一度飲んでもらう
など、様々な工夫が必要と言えます。
ちなみに、私たちが提供しているサービスで言えば、下記のようなご提案が可能です♪
来日時に購入した商品を伝票レスで海外に配送する仕組み
→ユーザーにネット上で住所を入力いただくだけで海外配送伝票が出るシステム「HAKO-BU.net」サービスをご提案できます♪
海外向けメディアでのキャンペーン
→プレゼントキャンペーン、商品告知など様々な企画でご利用いただけます♪
もし日本酒の海外展開を考えられている企業様・広告代理店様がいらっしゃれば、まずは海外の情報交換からはじめませんか?
情報をヒアリングしていくつかご提案をすることも可能です。
お気軽にお問い合わせください!
※別サイト「HAKO-BU.net」のお問い合わせフォームへ遷移します。