私たちは現在、台湾・中国・英語圏向けに幅広く越境ECやインバウンド向けのメディアを運営しています。
様々な協力会社様と各国の越境状況やメディアについて意見交換する中、やはり中国は特殊だなと感じました。
そこで今回は、私たちが越境EC・インバウンド向けメディアを運営する中で感じた中国向け施策の大変なポイントを包み隠さずお伝えします!
1.ウェブサイトの概念や仕組みが日本とまったく異なる
皆さんご存知の通り、中国では基本的にGoogleは使用しません。
例えばサイトにウェブサイトに「Google Map」を使用していたら「現地では見れない」なんてことも。
ウェブサイトを置くサーバにも気を付けなければいけません。
日本のサーバに置いていたら、現地でウェブサイトが開かないということがほとんど。
私たちもクライアント様の中国向けサイトを作るときは、基本的に現地に住んでいる中国人パートナーにサイトを見てもらっています。
ちなみに、現地のパートナーからは「そもそも情報収集にウェブサイトを使わない人も多い」との声も。
年代にもよるかもしれませんが、中国向けに関してはそもそも「ウェブサイトをつくるかどうか」という点から考える必要があるかもしれません。
2.使用するSNSの種類が全く違う
日本でSNSといえば、Twitter・Instagram・FacebookやLINEなどがぱっと思いつくかと思います。
中国ではこれらのSNSはまったく使われていないため、中国向けにSNSで発信したいのなら中国のSNSでアカウントを開設する必要があります。
代表的な中国のSNS、みなさんが知っているのは「Weibo(微博)」「WeChat」かと思いますが、実はそれ以外にも中国向けのSNSっていっぱいあるんですよ!
年代層や性別、「何を発信するのか?」によって、適切なSNSがあるそう。
うーん、難しいですね…。
3.WeChatの企業アカウントは開設が大変だった
私たちはWechatの企業向けアカウントを保有し、中国向けに様々な日本の情報を掲載しています。
このWeChat、開設するまでとっっっっっても大変でした…。
具体的に大変だったポイントとしては
①書類の中国語が分からない
→協力会社さんが日本語に訳して説明してくれたのですが、それがなければ本当に何を書いていいか分かりませんでした。
②利用規約が途中で変わり、提出書類に変更があった
→こちらも協力会社さんがすべて利用規約を訳し、必要書類について逐一報告してくださったおかげでスムーズに登録することができました。
が、個人でやろうとするととっても大変だと思います。
③必要書類が多い
→ちゃんとした企業のアカウントとして登録するための書類がとても多く、集めるのに苦労しました。
協力会社さんがいても「すぐに開設」は難しく、2週間~1か月は必ず必要かと思います。
書類を書いたり、用意するのに1週間~かかりますし、登録にもさらに2週間。
そこからプロフィール文章を書いたり、翻訳作業をするのにさらに時間はかかることでしょう。
つまり、「インバウンドがそろそろ再開しそう!」のタイミングでWeChatを開設するのは、日数的にも余裕的にもかなり難しいかと思います。
もっとも、協力会社さんを見つけるところからスタートされる場合は、コロナ禍が収まる前からアタリを付けておく方がベストです。
中国向けのマーケティングや情報発信をお考えであれば、ぜひ一度情報交換しませんか?
私たちはHAKO-BU.net(ハコブネット)というサービスを運営し、「海外に日本のものを売りたい企業さま」「海外に日本の情報発信をしたい企業さま」を支援するサービスを行っています。
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もし海外向けに何か施策をお考えであれば、まずは情報交換からでもお気軽にお問い合わせください。
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先ほどご紹介したWeChatのほか、Weibo、台湾向け/英語向けSNSに情報を掲載でき、リアクションなどテストマーケティングすることが可能です。
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